研究課題
基盤研究(B)
Ptクラスターをサブナノメートルから4nmの間でサイズを制御してグラフェンに高分散担持できた。PtのサイズによってCOの電気化学的酸化がどのように変化するかを調べた結果、Ptサブナノクラスターの活性が極めて高いことがわかった。粒子サイズが大きくなるとともに活性は低下する。サイズが小さいとPtの電子状態はバルクPtのものとは大きく異なる。すなわち、Pt/グラフェン触媒における炭素担体効果は著しい。また、窒素をグラフェンにドープするとPtクラスターの触媒活性や電子状態が変化することも明らかとなった。本研究成果は、グラフェンを用いた燃料電池への応用が可能であることを意味している。
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