研究課題
基盤研究(B)
固体高分子形燃料電池の本格的普及に向けてPtアノード触媒のCO被毒耐性向上が求められている.本研究では炭素担持Pt触媒のシリカ層での被覆を応用し,Pt触媒のCO被毒耐性向上を試みた.Pt触媒を厚さ4,6および8 nm程度のシリカ層で被覆したところ,PtのCO被毒耐性が改善され,またシリカ層厚さが厚くなるにつれCO耐性は向上した.Ptとシリカ層との化学的な相互作用によりPtのCO耐性が改善されたと考えられる.またPt触媒の電極作用を修飾するために,様々な金属酸化物での被覆を試みた.その結果,前もってシリカ単原子層をPt触媒に析出させることで,種々の金属酸化物でPt触媒を被覆することに成功した.
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Catal. Survey from Asia
巻: vol. 17 ページ: 71-84
Catalysis Survey from Asia
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触媒
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日本機械学会 機械材料・材料加工部門ニュースレター
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