研究課題
基盤研究(B)
本研究では,熱・水・応力・化学連成場における岩盤の長期透水特性を室内試験および数値解析により評価した.岩盤の長期透水特性を把握することは,放射性廃棄物地層処分近傍の岩盤の堅牢性を評価する上で必要不可欠である.室内試験の結果,温度が20℃より90℃の方が透水性の低下程度が大きくなることが確認された.これは,岩石構成鉱物の溶解・沈殿現象に起因していることが判明した.鉱物の溶解・沈殿を記述する数値モデルを構築し,岩盤の透水性変化を予測した結果,実験結果を概ね再現することに成功した.
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地盤工学ジャーナル
巻: 8 ページ: 71-79
130004944094
巻: 未定