研究課題/領域番号 |
23370009
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
嶋田 正和 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (40178950)
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研究分担者 |
柴尾 晴信 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特任研究員 (90401207)
笹川 幸治 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特任研究員 (30647962)
石井 弓美子 国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 特別研究員
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2011年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 個体数動態 / 3者系 / 学習と記憶 / 宿主 / 寄生蜂 / ゾウムシコガネコバチ / アズキゾウムシ / ヨツモンマメゾウムシ / 学習行動 / 選好性 / 寄生 / 個体ベースモデル / Baldwin効果 / 進化 / 匂い学習 / 探査行動 / カイロモン / 宿主マメゾウムシ / 体表炭化水素 |
研究概要 |
寄生蜂ゾウムシコガネコバチと宿主アズキゾウムシとヨツモンマメゾウム による3種累代実験系を構築し、個体数動態を調べた。豆はアズキとブラックアイを組み合わせて捕食圧を調整した。この寄生蜂は頻度依存的捕食を発揮し、豆内の幼虫・蛹の密度に依存して選好性を切り変える。蜂の導入により、最大で118週まで3者の共存持続が維持され、そこでは2種の宿主の交代振動が現れていた。学習実験では雌蜂が条件づけされた宿主の匂いに惹かれて多く寄生していた。多い宿主種に選好性を高め、少ない宿主種が寄生を免れることで、3種の共存持続性が高く維持されていた。
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