研究課題/領域番号 |
23370011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
曽田 貞滋 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00192625)
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研究分担者 |
高見 泰興 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 准教授 (60432358)
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研究協力者 |
奥 崎穣 京都大学, 大学院・理学研究科, 研究員
藤巻 光太郎 京都大学, 大学院・理学研究科, 博士後期課程
藤澤 知親 京都大学, 大学院・理学研究科, 研究員
西村 理 京都大学, 大学院・理学研究科, 研究員
矢澤 重信 京都大学, 大学院・理学研究科, 研究員
高橋 鉄美 京都大学, 大学院・理学研究科, 研究員
長太 伸章 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 研究員
高橋 颯吾 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 博士前期課程
丸山 航 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 博士前期課程
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2013年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 性選択 / 交尾器 / 種分化 / 適応 / 精子競争 / 性的対立 / トランスクリプトーム / 遺伝子発現比較 / 交尾器形態 / 適応進化 / オオオサムシ亜属 / 昆虫 / 発現遺伝子 / オサムシ / 遺伝子 |
研究概要 |
本研究では「性選択を介した交尾器形態の進化による種分化」のシナリオを検証するために,オオオサムシ亜属を研究対象とし,交尾器形態への性選択の検証と,交尾器形態の種間差をもたらす遺伝子に関する研究を行った.種内で交尾器の機能部分に大きいサイズ変異を示す2集団を用いた交尾実験では,精子競争に関しても雌雄交尾器サイズのマッチングに選択がかかることが分かり,交尾器の長大化に関しては性的対立もしくは異種との繁殖干渉を考慮する必要が示唆された.交尾器形態が大きく異なる姉妹種のトランスクリプトーム比較においては,発現量が種間で異なる遺伝子の中には交尾器形態の種間差に関する有力な候補遺伝子は見出されなかった.
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