研究課題/領域番号 |
23370012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
椿 宜高 京都大学, 生態学研究センター, 名誉教授 (30108641)
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研究分担者 |
高橋 純一 京都産業大学, 総合生命科学部, 准教授 (40530027)
清 拓哉 国立科学博物館, 動物研究部, 研究員 (40599495)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 進化 / すみ分け / 形質置換 / カワトンボ / 多型 / 生態学 / 昆虫 / 色彩多型 / 遺伝的多様性 / 競争排除 / 生息地分割 / 日照環境 / 種分化 |
研究概要 |
近縁の2種が同所的に分布するためには、種間交雑や繁殖干渉のリスクを回避する必要がある。生息地分割と繁殖形質置換がその主要なメカニズムと考えられているが、これまでの研究の多くはパターンの検出にとどまっていた。カワトンボ属は、生息地分割と形質置換が地域によってさまざまな程度に発達しており、近縁種の共存メカニズムの解明に好個のモデル生物群である。この研究では生息地分割の生理生態学的背景、および形質置換の行動学的意味に関しての研究を行った。この研究は、異所的集団に表現型多型が生じ、さらにそれが種分化へとつながる進化シナリオを提案し、遺伝的分化と多型現象の地理的変異を明らかにした。
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