研究課題/領域番号 |
23370020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子生物・生理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
藤田 祐一 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (80222264)
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研究分担者 |
伊藤 繁 名古屋大学, 遺伝子実験施設, 名誉教授 (40108634)
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連携研究者 |
民秋 均 立命館大学, 薬学部, 教授 (00192641)
栗栖 源嗣 大阪大学, たんぱく質研究所, 教授 (90294131)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2011年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | ラジカル酵素 / 鉄硫黄クラスター / クロロフィル生合成 / 酵素反応 / 電子伝達 / プロトン移動 / 電子スピン共鳴 / ニトロゲナーゼ |
研究概要 |
暗所作動型プロトクロロフィリド(Pchlide)還元酵素(DPOR)は、PchlideのC17=C18二重結合を還元しクロロフィルaの直接の前駆体クロロフィリドを生成する。本反応機構を明らかにするため、プロトン移動を遮断することで反応中間体をトラップし、吸収スペクトルと電子スピン共鳴によって検出することを試みた。その結果、DPORは、電子移動によるPchlideアニオンラジカルの形成と第2の電子移動によるPchlideラジカルの解消によって進行することが判った。DPORはニトロゲナーゼと共通の構造をもちながらニトロゲナーゼとは異なりラジカル形成反応を介して反応を進行させていることがわかった。
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