配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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研究成果の概要 |
不完全変態昆虫の光同調機構を明らかにするため、コオロギ複眼で発現するオプシン類の光同調における機能を解析し、以下の結果を得た。複眼には紫外光、青色光、緑色光をそれぞれ受容するオプシン類、opsin-UV, opsin-Blue, opsin-LWが特定の部域で発現する。これらのうち、光同調に関与するのはopsin-LWであり、そのRNAiによる発現抑制で光同調が強く阻害された。複眼ではクリプトクロムも発現するが、これらは光同調には関与しない。光によるリセットは、転写レベルで調節され、特に時計遺伝子Clockとcycleがそれぞれ位相後退と前進時に重要な役割を担うことを示唆する結果を得た。
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