研究課題/領域番号 |
23370042
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
塚越 哲 静岡大学, 理学研究科, 教授 (90212050)
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研究分担者 |
グライガー マーク (GRYGIER Mark) 滋賀県立琵琶湖博物館, 上席統括学芸員 (60359263)
宗林 留美 (宗林 留美(福田留美) / 福田 留美) 静岡大学, 大学院理学研究科, 准教授 (00343195)
中尾 有利子 日本大学, 文理学部, 助教 (00373001)
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連携研究者 |
大塚 攻 広島大学, 大学院生物圏科学研究科, 教授 (00176934)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 間隙性生物 / 間隙環境 / 多様性 / 制限要因 / 露出度 / 体サイズ / 貝形虫類 / 生物多様性 / 進化 / 堆積物粒度組成 / 間隙性動物 / 分類 / 潮下帯 / 貝形虫 / 海岸地形 / 間隙生物 / 水質分析 / 粒度組成 |
研究成果の概要 |
間隙性貝形虫類1新属17新種を記載し,分類学的多様性の認識の増大に貢献した.間隙性種において高い種多様性が創設される一つの解として,メイティングシステムの複雑化が示された. 間隙環境の堆積物粒度組成は,生息する間隙性貝形虫類の体サイズと分類群を規定する.汀線から潮下帯にある堆積物粒子サイズが大きい場所には,体サイズが大きくかつ表在性種と同属の間隙性分類群が生息することが明らかにされ,これは間隙環境への適応の前段階であると理解できる.砂浜の傾斜角と堆積物の中央粒径は,波のエネルギーに対する露出度をよく反映し,間隙性貝形虫類の個体数密度と種組成は,露出度に大きく依存していることが明らかになった.
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