研究課題/領域番号 |
23370058
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 裕 旭川医科大学, 医学部, 教授 (50183421)
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研究分担者 |
山崎 和生 旭川医科大学, 医学部, 講師 (60241428)
大保 貴嗣 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (90207267)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,890千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 4,590千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | P型カチオン輸送ATPase / Ca-ATPase / リン酸化反応中間体 / 反応中間体構造アナログ / 筋小胞体 / 能動輸送 / エネルギー共役 / 反応機構 / Caポンプ / リン酸化中間体 / 小胞体 / 部位特異的変異 / 構造変化 / カルシウムポンプ / 構造機能連関 / Ca-pump / Sarcoplasmic reticulum / Phosphorylation / Structural analog / Metal fluoride / Reaction intermediate / Active transport / Sarco(endo)plasmic reticulum / Phosphorylated intermediate |
研究成果の概要 |
P型カチオンポンプは共通のドメイン構造を持ち、共通のATP加水分解機構に共役して其々特異的カチオンを輸送する。本研究ではCa-ATPaseの部位特異的変異と速度論により、第二膜貫通へリックスの動きと二次構造変化が、細胞質ドメインの動きを膜内輸送部位に伝達して輸送を可能にすることを解明した。またメタルフッ素を利用して開発したリン酸化中間体の基底状態、遷移状態、生成物複合体の安定アナログを用い、各状態が有する特異的構造揺らぎの実態と役割を解明した。これらによりP型カチオンポンプ機構の包括的理解とポンプ分子異常による病態発症機構解明のための分子基盤確立に貢献した。
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