研究課題/領域番号 |
23370067
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
老木 成稔 福井大学, 医学部, 教授 (10185176)
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研究分担者 |
清水 啓史 福井大学, 医学部, 講師 (50324158)
岩本 真幸 福井大学, 医学部, 助教 (40452122)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
20,670千円 (直接経費: 15,900千円、間接経費: 4,770千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
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キーワード | イオンチャネル / ゲーティング / 構造変化 / 膜内構造 / 集合・離散 / 一分子測定 / 立体構造 / 単一チャネル電流 / pHジャンプ / 一分子計測 / 濃度ジャンプ |
研究概要 |
pH依存性カリウムチャネルであるKcsAのゲーティング構造変化を捉えるために回折X線追跡法のハードウェアの面からを改良し、毎秒5000フレームの高速記録が可能になった。従来の定常状態でのDXT測定では観察されるねじれの向きとゲーティングの関係が分からなかった。pHジャンプすることにより、たとえば酸性ジャンプであれば開遷移だけが捉えられる。このようなアイデアで実験を行うためのpHジャンプ系を確立し、ゲーティングの過渡的応答を高解像度で捉えることに成功した。またpH依存性のゲーティング開口過程に際し、膜に埋め込まれた状態のチャネルが長軸方向の長さを短縮することを原子間力顕微鏡により明らかにした。
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