研究課題
基盤研究(B)
ゲノム全域を1細胞周期当たり1度だけ完全に複製するために、DNA複製の開始反応は巧妙に制御されている。分裂酵母を用いて複製開始反応段階が細胞周期とクロマチン構造によって制御されるしくみを分子レベルで解析した。その結果、細胞周期制御キナーゼCDKが複製因子の集合過程に果たす役割を解明し、オーキシンデグロン法による特異的蛋白質分解系を用いて複製開始の最終段階でのMcm10の働きを明らかにした。いっぽう、染色体上に多数存在する複製開始点の活性化時期を決定するしくみに、テロメア類似配列とテロメア結合蛋白質が重要な役割を果たすことを発見し、これらの結果を評価の高い国際誌に発表した。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 5件) 備考 (7件)
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