研究課題/領域番号 |
23370091
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大隅 圭太 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20221822)
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連携研究者 |
岩渕 万里 名古屋大学, 大学院理学研究科, 講師 (40275350)
赤坂 茉莉 名古屋大学, 大学院理学研究科, 助教 (30590377)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
20,150千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 4,650千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2012年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2011年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 生殖細胞 / 細胞質分裂 / 細胞皮層 / 細胞 / 卵母細胞 / 蛋白質 / 細胞表層 |
研究成果の概要 |
本研究では、無尾両生類アフリカツメガエルの卵母細胞を用いて細胞表層の単離法を確立し、成熟前の卵母細胞と成熟後の卵の表層構成蛋白を比較した。その結果、表層に含まれるアクチン結合タンパク、アニリンの量が卵成熟期に2倍以上に増加することが見いだされた。また、特異抗体を用いたアニリン抑制や、アンチセンス法を用いたアニリンの新規合成阻害実験の結果などから、この増加は、第一極体放出、および受精後の卵割に不可欠であることが証明された。よって、卵成熟期には、アニリンを量的に増加させるという表層変化が起こり、これによって極体形成や受精後の卵割を保証するしくみがあることが示唆された。
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