研究課題
基盤研究(B)
本研究は、節足動物門・鋏角類オオヒメグモの頭部体節形成において観察されるヘッジホッグ発現波の移動と分裂に着目し、その分子メカニズムの解明を目指した。胚性RNA干渉法による表現型スクリーニングを行い、ヘッジホッグ遺伝子の発現波の振る舞いに異常が表れる遺伝子として、ウイングレスシグナル経路の構成因子のアルマジロとアキシンを同定した。表現型の詳細な解析から、アルマジロの遺伝子活性がないとヘッジホッグ発現波の動的性質が失われること、また同時に、そのヘッジホッグの発現がオルソデンティクル非依存的になることがわかった。本研究で、ストライプ状の遺伝子発現波の移動と分裂を制御する仕組みの一端が明らかになった。
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Nature Communications
巻: 2 号: 1 ページ: 500-500
10.1038/ncomms1510
http://www.brh.co.jp
http://www.brh.co.jp/research/lab04/
http://www.brh.co.jp/en/research/lab04/#monograph
http://www.spider-brh.jp/pt_spiderbase/
http://www.brh.co.jp/