研究課題/領域番号 |
23380001
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
育種学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
阿部 純 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (00192998)
|
研究分担者 |
山田 哲也 北海道大学, 大学院・農学研究院, 講師 (70374618)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
|
キーワード | ダイズ / 開花 / 感光性 / 遺伝子発現 / 遺伝的多様性 / 熟期遺伝子 / FLOWERING LOCUS T / FT / FRUITFUL / フィトクローム / 光周性 / 伸育性 / 遺伝解析 / 分子機構 |
研究概要 |
ダイズは幅広い緯度の下で栽培される適応性の高い作物である。この広域適応性を支えるのが開花様式の遺伝的多様性である。本研究課題では、ダイズの開花を決定する感光性に関わる遺伝子の多様性とそれらの発現ネットワークを研究した。高緯度地域におけるダイズ栽培を可能にする感光性の消失機構には、光受容体フィトクロームAの欠損と開花誘導に関わる転写因子E1の欠損に加えて、それらとは異なる複数の新規遺伝子の関与が示された。光中断実験から、一日の特定時間帯の光シグナルをフィトクロームAが感受してE1の発現を誘導し、下流で働くフロリゲン遺伝子の発現を抑制することによって、開花を抑制することが明らかとなった。
|