研究課題
基盤研究(B)
植物は、受容体を介して病原菌の構成成分を検出し、迅速な免疫応答を誘導する。一方、病原菌はエフェクターと呼ばれるタンパク質を植物の細胞内に送り込み、植物の免疫応答を抑制している。本研究では、植物受容体からの情報を細胞内に伝達する鍵因子であるOsRLCK185を同定し、その機能を明らかにするとともに、白葉枯病菌のXoo1488エフェクターがOsRLCK185の活性化を阻害することで感染を拡大していることを明らかにした。
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