研究課題/領域番号 |
23380029
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物病理学
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研究機関 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
水久保 隆之 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業総合研究センター病害虫研究領域, 上席研究員 (30370513)
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研究分担者 |
瀬尾 茂美 独立行政法人農業生物資源研究所, 植物・微生物間相互作用研究ユニット, 主任研究員 (80414910)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2011年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | ジャスモン酸 / 線虫侵入抑制節物質 / ネコブセンチュウ / トマト / スクラレオール / シロイヌナズナ / ニグリン / エチレン / 線虫侵入抑制物質 / リグニン / 植物病理学 / 線虫学 / 誘導抵抗性 / エチレンシグナル伝達系 |
研究概要 |
ジャスモン酸を処理した植物より、テルペン化合物のスクラレオールを単離した。スクラレオールを処理した植物では、ネコブセンチュウの侵入数が有意に低下し、植物体内のエチレンが上昇した。シロイヌナズナのエチレン欠損体(ein2-1)にスクラレオールを処理して野生株と比較すると、ein2-1株ではネコブセンチュウ侵入抑制効果がなく、ニグリンが集積せず、リグニンの生合成に関与する遺伝子経路の発現がなかった。リグニンの蓄積が起きないシロイヌナズナ変異体(ccr2)にスクラレオールを処理したときにも、線虫の侵入は抑制されなかった。スクラレオールの線虫抑制機作は根の硬化誘導による侵入阻害だと示唆される。
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