研究課題
基盤研究(B)
ウシ心筋ミトコンドリア複合体-I(NADH-キノン酸化還元酵素)の膜ドメインに位置するND1サブユニットは、本酵素の鍵サブユニットである。ND1サブユニットの機能および構造特性に関する知見を得るために、ND1に特異的に作用する阻害剤プローブを設計・合成し、結合部位を光親和性標識法により同定した。また、アセトゲニンをリガンドとするligand-directed tosyl(LDT)化学法によって、複合体-Iに対して位置特異的に化学修飾(アルキン化)することに成功した。
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