研究課題/領域番号 |
23380092
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
前原 紀敏 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, 主任研究員 (20343808)
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研究分担者 |
中村 克典 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, グループ長 (40343785)
相川 拓也 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, 主任研究員 (90343805)
神崎 菜摘 独立行政法人森林総合研究所, 森林微生物研究領域, 主任研究員 (70435585)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 昆虫 / 進化 / 線虫 / 生物間相互作用 |
研究概要 |
分子系統解析が示す「広葉樹を寄主とする線虫からマツノザイセンチュウへの進化」が実際に起こるには、線虫を広葉樹から針葉樹へと媒介する、すなわち、これら両樹種を寄主として利用できるカミキリムシの存在が必須である。このような性質を持つビロウドカミキリを調べたところ、マツノザイセンチュウの近縁種(Bursaphelenchus doui)を媒介していた。また、B. douiは広葉樹と針葉樹のカミキリムシの両方を媒介者として利用できることが分かった。そのため、B. douiがビロウドカミキリによって広葉樹から針葉樹へと運ばれてきた後、マツノマダラカミキリへと媒介者を乗り換えた可能性があると考えられた。
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