研究課題/領域番号 |
23380123
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産化学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
吉崎 悟朗 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 教授 (70281003)
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研究分担者 |
佐藤 秀一 東京海洋大学, 大学院・海洋科学技術研究科, 教授 (80154053)
芳賀 穣 東京海洋大学, 大学院・海洋科学技術研究科, 准教授 (00432063)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2013年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2011年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 脂肪酸代謝酵素 / 海産魚 / 遺伝子導入 / ニベ / 栄養要求 / ドコサヘキサエン酸 / 脂肪酸代謝 / 遺伝子導入魚 / ダイオキシン |
研究概要 |
海水魚の多くは必須脂肪酸としてEPAやDHAを要求するため、魚油を飼餌料に添加する作業が行われている。本研究では魚油を用いずに、植物油のみで海水魚を養殖することを最終的な目標とし、脂肪酸代謝酵素遺伝子を個体に導入することで、その脂肪酸代謝系を改変可能であるかを解析した。ヤマメから単離した脂肪酸鎖長延長酵素遺伝子をニベに導入することでニベの肝臓におけるDPA含量が通常個体の2.28倍に増加した。さらに、通常は検出されないTPAが遺伝子導入個体では常時検出され、外来の鎖長延長酵素が予想通り個体内で機能したことが明らかとなった。以上、遺伝子導入系により脂肪酸代謝系の改変が可能であることが確認された。
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