研究課題
基盤研究(B)
サイトカインの遺伝子を生体内の癌細胞に導入して腫瘍内の細胞性免疫を増強することによる樹状細胞(DC)による抗癌免疫の増強を検討した。C3H/Heマウスに増殖させた同系骨肉腫細胞株内に新規人工ベクターを用いてGFP 遺伝子を含むプラスミドを導入したところ、10%前後の導入効率を得られた。同様に、インターフェロンガンマまたはCD40リガンドの遺伝子を導入した後 DCを腫瘍内投与したところ、有意に高い成長抑制がみられ、さらにCD40リガンドの遺伝子を導入によって生存率の著しい向上が認められた。これらの結果から、遺伝子導入によるがん微小環境の改変により、DC治療の効果が著しく増強されることが判明した。
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