研究課題
基盤研究(B)
真核生物において、細胞を取り巻く環境変化に応じて活性化されるシグナル伝達経路にTOR(target of rapamycin)経路がある。TORはタンパク質リン酸化酵素で、TORC1とTORC2という2種類の複合体を形成する。TORC1シグナルはアミノ酸により活性化されるが、TORC2シグナルの活性化イニシエーターはよくわかっていない。本研究では、細胞内でのエネルギー代謝プロセスで生成するメチルグリオキサールが、酵母ならびに哺乳類細胞において、TORC2シグナル経路を活性化することを明らかにした。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (14件) (うち招待講演 1件)
Saccharomyces cerevisiae. J. Biol. Chem
巻: Vol.287, No.1 号: 1 ページ: 701-711
10.1074/jbc.m111.322222
Saccharomyces cerevisiae. Biochem. Biophys. Res. Commun
巻: Vol.420, No.1 号: 1 ページ: 119-123
10.1016/j.bbrc.2012.02.126
Biochim. Biophys. Acta.- Molecular and Cell Biology of Lipids
巻: 1821 号: 9 ページ: 1295-1305
10.1016/j.bbalip.2012.05.004