研究課題
基盤研究(B)
核酸は新規医薬品として期待されているが、実用化には送達キャリアの開発が必須である。臨床応用可能なキャリアは薬理効果の優劣だけでなく、核酸・キャリア複合体と生体との相互作用に関する評価が必要である。本研究では、臨床的に問題となりうる、核酸・キャリア複合体投与時の初期免疫活性化機構の解明をおこない、siRNAに関してはTLR-7を介した、pDNAに関してはTLR-9を介した免疫活性化が生じていることを明らかにした。また、この免疫活性化を回避する方策として、PEGに代わる表面修飾剤としてポリグリセリンを見出した。臨床応用可能な核酸・キャリア複合体の開発に資する成果を得ることができた。
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