研究課題/領域番号 |
23390014
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
|
研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
小暮 健太朗 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (70262540)
|
研究分担者 |
土谷 博之 前京都薬科大学, 薬学部, 講師 (00403402)
濵 進 (濱 進) 京都薬科大学, 薬学部, 講師 (60438041)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
|
キーワード | ナノDDS / 癌細胞間隙 / 癌微小環境 / 癌治療 / siRNA |
研究概要 |
本研究では、従来のPEG化癌治療用ナノDDSにおける抗原性と低細胞親和性、腫瘍組織内への低い浸透性を解決するワームライクDDSの開発を目的として検討を行った。その結果、微小環境に感応する表面電荷反転型リポソームを構築し、高いエンドソーム脱出能と細胞内侵入能を確認するとともに、PEGリポソームと同程度の腫瘍集積性を示すことを見出した。さらに、狭小空間に侵入可能なワームライクナノ構造体を構築し、芯構造体の物性改善およびヒアルロン酸分解機能性の付与、さらに機能性ペプチドの表面修飾により著しく高いスフェロイド内浸透性を達成した。これら機能性リポソームの統合化を試み、in vivo機能性評価に着手した。
|