研究課題
基盤研究(B)
セリン/スレオニンキナーゼWNK1及びWNK4は偽性低アルドステロン症II型(PHAII)と呼ばれる常染色体優性遺伝性の高血圧症の原因遺伝子として同定された。新たなWNKシグナルに関与する因子の探索を行い、解析を進めた。ショウジョウバエのWNKの解析から、WNKシグナル経路の新たな下流因子としてAwhを単離し、そのほ乳類の相同因子Lhx8が進化的にも高度に保存されているWNK→Lhx8/Awhという新規のシグナル伝達経路の存在を見出した。さらに、このWNKシグナル伝達経路が神経分化に関与しているという新たな知見を得た。
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