研究課題/領域番号 |
23390154
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
水村 和枝 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (00109349)
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研究分担者 |
片野坂 公明 名古屋大学, 環境医学研究所, 助教 (50335006)
田口 徹 名古屋大学, 環境医学研究所, 助教 (90464156)
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連携研究者 |
松田 輝 中部大学, 生命健康科学部, 講師 (40367868)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2011年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 筋性疼痛 / 機械痛覚過敏 / 神経成長因子 / 筋細径線維受容器 / グリア細胞由来神経栄養因子 / 遅発性筋痛 / ATP / EP2受容体 / グリア由来神経栄養因子 / pERK / 感作 / TRPV1 / TRPV4 / 神経損傷 / 虚血 |
研究概要 |
筋に痛みを持つ人は多いが、その神経メカニズムは良くわかっていない。そこで運動後に遅れて現れる遅発性筋痛をモデルとして、神経成長因子やグリア細胞由来神経栄養因子が筋に痛みを起こす上でどんな役割を担っているかについて調べた。これらの因子は運動後に、運動した筋の筋細胞または筋衛星細胞で産生され、筋の痛み受容器の圧迫刺激に対する反応を強めることを明らかにした。両栄養因子は協同して、筋の圧迫に対してより敏感に痛みを感じるようにする(筋機械痛覚過敏)ことも明らかにした。本研究から、筋細胞・筋衛星細胞自身が痛みを強める物質を作っていることが明らかになり、筋の痛み発生における筋の重要性を示した。
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