研究課題/領域番号 |
23390190
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
松本 太郎 日本大学, 医学部, 教授 (50366580)
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研究分担者 |
加野 浩一郎 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (80271039)
野呂 知加子 日本大学, 生産工学部, 教授 (80311356)
石毛 美夏 日本大学, 医学部, 助教 (90420950)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2013年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2011年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 老年医学 / 再生医療 / 脂肪細胞 / 再生医学 / 移植・再生医療 / 脱分化脂肪細胞 / 血管新生 |
研究概要 |
成熟脂肪細胞に由来する脱分化脂肪細胞(DFAT)を高齢者に好発する種々の疾患モデル動物に移植し、その治療効果と安全性を検証した。ウサギおよびブタ下肢虚血モデルに自家DFATを移植したところ、虚血部位の有意な血流改善と血管密度の増加が認められた。ウサギ骨欠損モデルや卵巣摘出による骨粗鬆症モデルにおいて、自家DFAT移植は高い骨再生効果を示した。これらの動物実験においてDFAT移植による腫瘍形成や異常分化の所見は認められなかった。DFAT細胞治療は、高齢者難治性疾患に対する有効で安全な治療法となりうる可能性が示唆された。
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