研究課題/領域番号 |
23390197
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
竹原 徹郎 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70335355)
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研究分担者 |
巽 智秀 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (20397699)
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連携研究者 |
疋田 隼人 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 寄附講座助教 (20623044)
田中 聡司 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2013年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2011年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | オートファジー / 肝細胞癌 / アポトーシス / 非アルコール性脂肪肝炎 / 脂肪肝炎 / Atg7 / Mcl-1 / ノックアウトマウス / ソラフェニブ / Atg-7 |
研究概要 |
脂肪肝炎の病態形成において、過剰脂肪酸は、肝細胞におけるオートファジーを抑制し、ERストレスの活性化を介して、肝細胞アポトーシスを誘導することを示した。さらに、肝細胞アポトーシス自然発症遺伝子改変マウスでは、肝細胞アポトーシスの持続が線維化・発癌を誘導したことから、脂肪肝炎ではオートファジー抑制による持続的肝細胞アポトーシスが、肝線維化・肝発癌に寄与することが示唆された。一方で、肝癌細胞では、分子標的薬ソラフェニブによりオートファジーが誘導され、オートファジーは細胞保護的に作用した。オートファジーはその抑制が発癌過程を促進する一方で、癌細胞に対しては逆に癌の進展を促進することが示唆された。
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