研究課題/領域番号 |
23390202
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
小嶋 聡一 独立行政法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 特別ユニットリーダー (10202061)
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研究分担者 |
宮澤 恵二 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (40209896)
相崎 英樹 国立感染症研究所, ウイルス第二部, 室長 (00333360)
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連携研究者 |
松本 武久 独立行政法人理化学研究所, ラ イ フ サイエンス技術基盤研究センター, 上級研究員 (20342652)
松浦 知和 東京慈恵会医科大学, 医学研究科, 教授 (30199749)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2013年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2011年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | C型肝炎ウイルス(HCV) / NS3 / TGF-β受容体 / 肝硬変 / キメラマウス / コラーゲン / C型肝炎ウイルス / C型肝炎ウイルス(HCV) |
研究概要 |
肝線維症は、C型肝炎ウイルス(HCV)が主原因であるが、HCVが肝線維化を進行させる仕組みはわかっていない。我々は、HCVのNS3プロテアーゼが、TGF-βを真似て直接TGF-β受容体に結合、肝臓内コラーゲン産生を増加させるsmadシグナルを活性化し、肝線維化が進行するという新たな分子機構を見つけた。TNF-αは、HCV感染肝細胞表面上でNS3と共局在するTGF-β受容体の発現を促進、これを亢進した。コンピュータシミュレーションにより推測されたTGF-β受容体結合部位に対するNS3抗体は、HCV感染肝細胞のsmadシグナル、HCV感染によるヒト肝細胞移植キメラマウスにおける肝線維化を抑制した。
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