研究課題/領域番号 |
23390212
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中山 博之 大阪大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (40581062)
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研究分担者 |
朝日 通雄 大阪医科大学, 薬理学, 教授 (10397614)
藤尾 慈 大阪大学, 薬学研究科, 教授 (20359839)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | カルシウム / チャネル / 心肥大 / 心不全 / カルモデュリン依存性キナーゼ / マイクロドメイン / シグナリング / カルシウムチャネル / プロテインキナーゼA / 細胞死 |
研究概要 |
L型カルシウムチャネルb2aサブユニットの病態的意義をリン酸化と細胞内局在から検討した。b2aサブユニットは心筋細胞においてカルモデュリン依存性キナーゼのリン酸化をうけ、横行小管とカベオラのマイクロドメインに存在する。b2aサブユニットのリン酸化はカベオラマイクロドメインにて特異的に生じ、肥大反応を増強させた。また心筋特異的非リン酸化変異b2aサブユニット過剰発現マウスを作製し心肥大反応を検討した結果、リン酸化の抑制によりa1AR刺激によるb2aサブユニット発現時の過剰な肥大反応が消失した。以上の結果より、b2aサブユニットがカベオラおいてリン酸化され心肥大を誘導する事が明らかとなった。
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