研究課題/領域番号 |
23390284
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉岡 充弘 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40182729)
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研究分担者 |
泉 剛 北海道大学, 医学研究科, 講師 (60312360)
吉田 隆行 北海道大学, 医学研究科, 助教 (60374229)
大村 優 北海道大学, 医学研究科, 助教 (80597659)
川戸 佳 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50169736)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2013年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2012年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2011年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 精神薬理学 / 幼若期ストレス |
研究概要 |
児童虐待が成人後のうつ病発症のリスク・ファクターになることが知られており、そのメカニズムの解明と治療法の開発が急務である。そのメカニズムを解明するために、生後3週齢のラットにストレスを負荷した。その結果、成熟後のラットにうつ様行動が観察され、セロトニン神経の起始核である背側縫線核においてセロトニン合成酵素TPH2のタンパク量増加が観察された。その影響は選択的セロトニン再取り込み阻害薬の繰り返し投与によって部分的に改善することが見出された。このように、選択的セロトニン再取り込み阻害薬の投薬によって虐待による悪影響が部分的に緩和できる可能性が示された。
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