研究課題/領域番号 |
23390313
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上本 伸二 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40252449)
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研究分担者 |
小倉 靖弘 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院准教授 (20335251)
秦 浩一郎 京都大学, 大学院・医学研究科, 助教 (90523118)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2011年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 肝移植 / 血栓性微小血管症 / ADAMTS13 / 補体 / 血小板減少 / 血栓性微小血管障害 / HMGB1 |
研究概要 |
2006年4月より2013年3月にかけて当院で施行した290例の成人部分肝移植患者を対象とし、肝移植における凝固・線溶系因子の発現解析から、肝局所及び全身循環におけるTMAの発症機序・病態解明を目指すと同時に、新たなる予防・治療戦略の考案を目指した。成人生体部分肝移植においては程度の差こそあれ、ほぼ全例でADAMTS13活性が著減し、類洞/血管内皮障害による微小循環障害が生じている事、TMA重症例では類洞に特異的な補体の沈着を認める事が明らかとなった。ADAMTS13補充による血小板血栓形成の抑制もしくは抗補体抗体投与よる補体活性化のコントロールにより肝移植後TMAを軽減出来る可能性がある。
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