研究課題/領域番号 |
23390322
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田浦 康二朗 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80378629)
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研究分担者 |
上本 伸二 京都大学, 医学研究科, 教授 (40252449)
波多野 悦朗 京都大学, 医学研究科, 講師 (80359801)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2011年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 肝線維化 / 肝移植 / 脾臓 / 免疫 / 肝線進化 / 星細胞 / Helper T細胞 / サイトカイン |
研究概要 |
BALB/cマウスに四塩化炭素及びチオアセトアミドで肝線維化を誘導し、脾臓摘出群と温存群で比較を行った。その結果、脾摘による肝線維化抑制効果が示された。免疫不全マウスでは脾摘による肝線維化抑制効果は認めなかった。 そのメカニズムを解明するため肝内のTh1/Th2バランスの変化を調査した。その結果、脾摘群でTh1が優位に変化していた。また脾臓では肝傷害時にCD4陽性細胞数が減少し、反対に肝臓では増加を認めた。GFP陽性脾細胞の移植実験により、脾臓から肝臓へのTリンパ球の遊走が確認され、その大部分がTh2リンパ球であった。 脾摘がTh1/Th2バランスの修飾により肝線維化抑制に関与することを示した。
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