研究課題/領域番号 |
23390341
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
水野 敏秀 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (40426515)
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連携研究者 |
巽 英介 国立循環器病研究センター, 研究所, 部長 (00216996)
築谷 朋典 国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (00311449)
武輪 能明 国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (20332405)
妙中 義之 国立循環器病研究センター, 副所長 (00142183)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2011年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | デバイス由来感染症 / スキンボタン / 多孔体 / ドライブライン感染症 / 補助人工心臓 / 医療機器 / 出口部感染症 / セグメント化ポリウレタン製多孔体 / カニューレ / ドライブライン |
研究概要 |
我々はドライブライン表面と周囲の生体組織を強固に接着させることが可能で,柔軟かつ生体適合性に優れ,長期的な生体内留置が可能なセグメント化ポリウレタン製多孔体を開発した.本多孔体は,新製法により表層に緻密層が生成せず,曲面を有するさまざまな形状に形成することが可能である.さらに本多孔体素材を使用した駆動ラインへの外力による周囲組織との傷害を抑制可能な新規スキンボタンを考案した.本新規デバイスを使用した動物実験では,スキンボタンは,周辺組織との強固に結合し,外部からの感染体の直接の付着,侵入を防ぐことによって細菌増殖巣の形成を抑制し,ドライブライン感染の発生を大幅に低減せしめることが可能であった.
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