研究課題/領域番号 |
23390392
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 九州大学 (2012-2013) 順天堂大学 (2011) |
研究代表者 |
加藤 聖子 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10253527)
|
研究分担者 |
加藤 和則 東洋大学, 理工学部, 教授 (60233780)
竹澤 俊明 独立行政法人農業生物資源研究所, 研究員 (50301297)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
|
キーワード | 子宮体癌 / 癌幹細胞 / がん幹細胞 / 標的治療 / 子宮内膜 / 幹細胞 / 分子標的治療 / 発癌 |
研究概要 |
我々は子宮体癌SP細胞はがん幹細胞の特性を持つことを報告した。SP細胞は既存の抗がん剤に対して抵抗性を持ち、新規薬剤の開発が必要である。マイクロアレイ解析にて、SP細胞ではEMTに関与するシグナル伝達経路を構成する遺伝子群の発現が亢進していた。そこで、EMT阻害剤として報告されているsalinomycinのSP細胞に対する効果を解析した。salinomycinはSP細胞においてアポトーシスを誘導し、Wntシグナルを抑制することにより、細胞増殖を抑制した。また、運動能、浸潤能やマウス皮下への腫瘍形成も抑制し、子宮体癌幹細胞を標的とした治療薬の候補となることが示された。
|