研究課題/領域番号 |
23390402
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
園田 康平 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10294943)
|
研究分担者 |
吉田 裕樹 佐賀大学, 医学部, 教授 (40260715)
原 博満 佐賀大学, 医学部, 准教授 (20392079)
武田 篤信 九州大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (40560313)
高 知愛 広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 講師 (70314797)
木村 和博 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (60335255)
森重 直行 山口大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (40346565)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2013年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
|
キーワード | 加齢黄斑変性 / 局所炎症 / 線維瘢痕化 / マクロファージ / 網膜色素上皮細胞 / 自然免疫 / IL-27 |
研究概要 |
網膜組織ダメージの最終形である線維瘢痕形成に重要な細胞は、マクロファージと網膜色素上皮細胞であった。網膜下に活性化マクロファージを注入すると、活性化されたRPEよりMCP-1が産生される。局所液成因子のスクリーニングの結果、病巣形成が生じるマクロファージ注入後IL-27の著明な低下が観察された。ゆえにIL-27が網膜炎症反応を制御する重要な因子と考えた。事実IL-27を7日目から補充することで、線維瘢痕形成を著明に軽減することができた。本研究から、網膜硝子体疾患においてIL-27の補充またはその低下抑制を図る手法が治療に有効であると考えた。
|