研究課題/領域番号 |
23390403
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
谷原 秀信 熊本大学, 生命科学研究部, 教授 (60217148)
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研究分担者 |
井上 俊洋 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (00317025)
川路 隆博 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (30423677)
稲谷 大 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (40335245)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2013年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2012年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2011年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 緑内障 / サイトカイン / 房水 / MCP-1 / 線維柱体 / シュレム管 |
研究概要 |
緑内障房水にてIL-8、MCP-1、EGF、PDGF-AAの濃度が上昇していた。最も高濃度であったMCP-1濃度に影響する因子は白内障手術既往であった。MCP-1はシュレム管内皮細胞でZO-1の細胞内局在を変化させ、単層培養の透過性を亢進させ、房水流出率を上昇させた。ウサギ虹彩、毛様体でMCP-1の発現をみとめ、超音波水晶体乳化吸引術後は角膜、虹彩、毛様体におけるMCP-1発現が一過性に上昇し、水晶体嚢における発現のみが経時的に上昇した。免疫染色にて術後の水晶体上皮細胞にMCP-1の発現が確認された。これらの結果から前房内MCP-1は緑内障病態に関わる可能性が高いことが示唆された。
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