研究課題/領域番号 |
23401002
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
辻村 真貴 筑波大学, 生命環境系, 教授 (10273301)
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研究分担者 |
恩田 裕一 筑波大学, 生命環境系, 教授 (00221862)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 半乾燥地 / 水資源 / 地下水 / 貯水池 / 地表水 / 塩水化 |
研究成果の概要 |
本研究では、地下水-地表水を一体の水循環系として位置づけ、安定同位体、無機溶存成分等のマルチトレーサーを用いた解析により、チュニジア北部および中国西部の内陸流域および沿岸流域を対象とし、地表水-地下水循環系の解明を行うとともに、地下水涵養に果たす貯水池起源水成分および塩水起源水成分の寄与率を検討した。 中国西部の内陸流域においては、山地から平野への地形的境界域において、地表水から地下水への局地的な涵養が生じていることが示された。チュニジア北部の内陸および沿岸流域では、浅層地下水涵養に占める貯水池の役割が25%から50%と推定された。これを量的に評価すると、最大で1500 mm/日に相当した。
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