研究課題/領域番号 |
23401020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊東 乾 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (20323488)
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研究分担者 |
添田 喜治 独立行政法人・産業技術総合研究センター, 健康工学研究部門, 研究員 (10415698)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | オペラハウス / 教会 / 音楽音響 / 音声言語 / 相関解析 / 儀礼 / 対称性の破れ / 脳認知 / 木造建築 / 石造建築 / 音楽音場分析 / 非線形相関解析 / 音楽音場 / 歴史的建造物 / オペラ劇場 / 西欧教会 / バイロイト祝祭劇場 / ロマネスク・ゴシック聖堂 / 宗教改革 / 非線形動学解析 / 音響脳認知 |
研究概要 |
ルクセンブルク大司教座大聖堂、バイロイト祝祭劇場を始めとする西欧教会・オペラ劇場を、従来の建築音響学に存在しなかった儀礼や演出の空間性、僧侶や歌手の発声の特質を踏まえた非線形音響の枠組みで詳細測定・解析し、教会・劇場内音響の動的異方性を始めて明らかにした。 海外での測定評価の準備として国内でも同様の実証を東大寺二月堂、新国立劇場などにおいて行い、宗教建築内での伝統儀礼が言語の明瞭性や没入感など、音声言語の脳認知と密接に連関している可能性を、物理測定によって始めて示した。 旧来顧慮されてこなかった垂直方向の音源移動評価のため6軸相関計等を開発し、高所からの歌声や話声が抱擁感を持つ機構を解明した。
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