研究課題/領域番号 |
23401024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
渡辺 己 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (30304570)
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研究分担者 |
堀 博文 静岡大学, 人文学部, 准教授 (10283326)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2013年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 言語学 / セイリッシュ語 / ハイダ語 / 複文 / 従属節 / 北アメリカ先住民諸語 / 自然談話 / スライアモン語 / 北米先住民諸語 |
研究概要 |
研究調査対象の言語(セイリッシュ語,ハイダ語)は,いずれもいわゆる複統合的言語であり,従属節の構造も形態論的に複雑である。いずれの言語でも,構造上は従属節と考えられるものが,文法上明確な主節がなく現われることがある。日本語で言われるいわゆる言いさしの現象と類似している文法現象である。この現象がどのような使われ方をしているかという点については,通言語的に比べてみると多くの類似が見られた。すなわち,例えば,警告や注意喚起,あるいは願望などである。その一方で,より広いコンテキストに結びつけるために主節の形式ではなく,従属節の形式を取ることがあることも分かった。
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