研究課題/領域番号 |
23401039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
丸山 浩明 立教大学, 文学部, 教授 (50219573)
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研究分担者 |
宮岡 邦任 三重大学, 教育学部, 教授 (70296234)
仁平 尊明 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (60344868)
吉田 圭一郎 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (60377083)
山下 亜紀郎 筑波大学, 生命環境科学研究科, 助教 (60396794)
ドナシメント アンソニー 金城学院大学, 文学部, 講師 (30734991)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2011年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | アマゾン / ヴァルゼア / テラフィルメ / 低投入持続型農業(LISA) / 焼畑 / 移牧 / 日本人移民 / 土地利用 / 低投入持続型農業 / ペルー下り / 日系人 / 家族史 / 天然ゴム / アマパ / ブラジル / マウエス / 有用植物 / 崎山比佐衛 / 高拓生 / 環境調和性 / 内発的発展 |
研究成果の概要 |
アマゾンに建設された代表的な日本人移住地であるマウエスの日系人農場をおもな事例として、氾濫原(ヴァルゼア)と台地(テラフィルメ)という異質な生態空間を巧みに利用した、低投入持続型農業(LISA)を基幹とする住民の複合的な生活様式を明らかにした。事例農場は、ヴァルゼアとテラフィルメの両方に牧場を所有し、船で牛を移牧して周年経営を実現している。一定期間浸水する前者は乾季、浸水しない後者は雨季の放牧地である。テラフィルメ林は、焼畑農業や狩猟採集の場でもある。また、船を使った行商は現金収入を得る重要な農外就業であった。河川環境を利用した複合経営は、アマゾンでの生活の持続性や安定性の基盤となってきた。
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