研究課題/領域番号 |
23401043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
松岡 悦子 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (10183948)
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研究分担者 |
小浜 正子 日本大学, 文理学部, 教授 (10304560)
嶋澤 恭子 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (90381920)
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研究協力者 |
姚 毅 東京大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 医療化 / 出産 / アジア / 家族計画 / リプロダクティブ・ヘルス / 助産師 / リプロダクション / 健康 / 女性 / 近代化 / インドネシア / リプロダクティブ・ヘルス/ライツ / 産後うつ病 |
研究成果の概要 |
近代化によってリプロダクションは偶然に任せるものではなく、医療を用いてコントロールすべきものとなったが、アジアの中でもそのプロセスは多様である。中国、韓国では、急激な施設化と高い帝王切開率に代表される極端な医療化が見られ、それは「圧縮された近代」の特徴を示している。その一方で、インドネシアやラオスといった南アジアでは、施設化や介助者の変化は比較的緩慢で、出産に伴う儀礼も消失していない。このようなことから、医療化を進める要因として、助産師職が確立されていないこと、女性の人権意識が弱いことをあげることができる。また医療は、女性の健康にとってプラスマイナス両方の意味を持つと言える。
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