研究課題/領域番号 |
23402041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
首藤 明和 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (60346294)
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研究分担者 |
森本 一彦 高野山大学, 文学部, 非常勤講師 (20536578)
福田 恵 東京農工大学, 共生科学技術研究科, 講師 (50454468)
池本 淳一 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (90586778)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 社会学 / ハイブリッドモダン / グローバリゼーション / 移動 / 公共圏・親密圏 / 地域・文化圏 / 少数民族 / 共生 / 日中比較研究 / 公共圏 / 親密圏 / 村落 / 家族 |
研究概要 |
ハイブリッドモダンの社会学の実証的課題として中国と日本の移動を調査し、以下の知見を得た。(1)グローバリゼーション下でのモダニティと土着の相互交渉では、社会や文化の蘇生、再生、転生といった循環的な社会変化が特徴的である。(2)周辺化された人びとの共同性は、起源や独創性など自己の同一性や一貫性に固執せず、むしろ境界侵犯性を常態として受け入れ、異質な他者との相互作用を枠づける規範や実践を含んでいる場合がある。(3)アジアの市民社会では、移動に関連した規範・実践とマジョリティとの相互交渉が新しい市民活動を生み出す。(4)移動は女性のネットワークを活性化し親密圏を外部に開くことで市民社会の再編を促す。
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