研究課題/領域番号 |
23402058
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 山梨県立大学 |
研究代表者 |
文珠 紀久野 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (70191070)
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研究分担者 |
秦野 環 聖マリア学院大学, 看護学部, 准教授 (00352352)
亀山 恵里子 (亀山 恵理子) 奈良県立大学, 地域創造学部, 准教授 (50598208)
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研究協力者 |
文珠 幹夫
中村 葉子
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 戦乱・紛争 / 心的外傷 / 箱庭制作 / 体験の共有 / ワークショップ / 性被害女性 / 紛争 / 治療的アプローチ / DV被害女性 / 風景構成法 / 箱庭療法 / 支援者養成 / 戦乱 / 相互支援 / 調査 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、戦乱と紛争の中で受けた心的外傷が、成人後の心理面に及ぼす影響を調査し、最近頻発している暴力、無気力、対人関係に関する種々の問題との関連を明確化することである。戦乱被害者を対象とした半構成的個別インタビューと心理的内面把握のために箱庭制作を実施した。支援者養成のため、2011年度から毎年継続的にワークショップを企画し実施した。その結果、生活状況の改善が見られつつある対象者は、健康状態の回復が見られているが、改善が図られていない対象者は、内的にも悲哀感、攻撃性が未解消となっている。ワークショップ参加者には、自助性が高まり自国民へのサポートが有効に働き始めていることが見いだされた。
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