研究課題/領域番号 |
23403006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
杉山 慎 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授 (20421951)
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連携研究者 |
澤柿 教伸 北海道大学, 地球環境科学研究院, 助教 (70312410)
内藤 望 広島工業大学, 環境学部, 教授 (90368762)
古屋 正人 北海道大学, 理学部, 教授 (60313045)
榎本 浩之 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 教授 (00213562)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2012年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | カービング氷河 / パタゴニア / 南極半島 / 氷河湖 / 氷河流動 / 熱水掘削 / 気候変動 / 地球変動予測 / パタゴニア氷原 / ウプサラ氷河 / ペリートモレノ氷河 / 人工衛星データ / 国際研究者交流 / アルゼンチン / デジタル標高モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、人工衛星データの解析と現地観測によって、パタゴニアと南極半島におけるカービング氷河の変動とそのメカニズム解明に取り組んだ。その結果、南パタゴニア氷原における1984年以降の氷河変動を定量化し、近年の氷河後退と流動変化の関係を明らかにした。また氷河湖の底面地形と水塊構造を測定し、湖が氷河変動に果たす役割を示した。さらに南極半島のカービング氷河を熱水掘削することによって、氷河底面の水理環境と氷河流動の関係を明らかにした。以上の成果は、特に研究の進んでいないパタゴニア・南極半島地域におけるカービング氷河の変動と、そのメカニズムの理解を推し進めるものである。
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