研究課題/領域番号 |
23404002
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
|
研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
門上 希和夫 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (60433398)
|
研究分担者 |
柳 哲雄 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (70036490)
高尾 雄二 長崎大学, 大学院・水産環境科学総合研究科, 教授 (20206709)
安井 英斉 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (70515329)
|
研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2013年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 微量有害物質 / 中国大陸 / 長江 / 東シナ海 / 海流 / 越境移動 / 日本海 / シミュレーション / 生分解モデル / 生物分解モデル |
研究概要 |
中国大陸から河川経由で排出される化学物質の日本周辺海域への影響を検討するため,長江河口域で2012年度に2回河川水を採水し,網羅分析とターゲット分析を組み合わせて約1270物質を分析した。 検出物質数は167物質,検出濃度は0.79~7.26 ug/Lであった。検出濃度と河川流量を用いて東シナ海へ排出される年間排出量を計算した結果,最低でも1年間に4460トンが流出していると推計された。東シナ海において長江の影響が最も大きいと考えられる地点では,河川水が1/11を占めていると計算され,本調査で得られた濃度では生態影響を及ぼす可能性は低いと考えられた。
|