研究課題/領域番号 |
23405008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
嶋田 正和 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (40178950)
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研究分担者 |
藤井 義晴 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (10354101)
徳永 幸彦 筑波大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (90237074)
津田 みどり 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20294910)
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連携研究者 |
伊藤 元己 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00193524)
柴尾 晴信 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特任研究員 (90401207)
笹川 幸治 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特任研究員 (30647962)
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研究協力者 |
加藤 俊英 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特任助教 (90727950)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2012年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2011年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | マメゾウムシ類 / マメ科種子 / 分子系統樹 / 系統対応 / 寄主シフト / 派生的ジェネラリスト / 毒物質 / 完熟乾燥種子の利用 / マメ科 / マメゾウムシ亜科 / 分子系統解析 / 毒性物質 / 乾燥種子への適応 / カナバニン / クマリン / 多様性 / 共進化 / Callosobruchus属 / Acanthoscelides属 / Sennius属 / 新大陸 / 旧大陸 / 温度依存の生活史進化 |
研究概要 |
マメ科植物と種子捕食性昆虫のマメゾウムシ類との系統対応を調べるために、海外調査で採集した試料からDNAを抽出後、分子系統解析を作成し、各種が利用するマメ科植物の持つ毒物質との対応を調べた。また多様に乾燥完熟豆を食害できるヨツモンマメゾウムシの遺伝的分化について、大陸間・大陸内地域間・人為移動の階層的分析を行った。これらの結果から、マメゾウムシ類全体において、毒物質に対する解毒能力と乾燥完熟種子での成育能力の獲得が、利用可能植物を決定する主な要因であることを解明した。この研究で、広食化への共進化としてマメ科の乾燥完熟種子を利用と毒性物質への対応が重要であることが明らかになった。
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