研究課題
基盤研究(B)
ミャンマーのコメ年間生産量は世界第7位であるが、面積当たりの収量は3.7t/haと高くない。その原因として、本研究では植物寄生性線虫による影響に注目した。ミャンマー水田の約8割でイネネモグリセンチュウHirschmanniella oryzae、約6割にイネネコブセンチュウMeloidogyne graminicolaが生息しており、殺線虫剤の使用で収量が約3割増加した。本研究により、ミャンマーのイネ生産において植物寄生線虫が重要な影響を及ぼしていることが明らかになった。
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