研究課題
基盤研究(B)
近年発展著しいアジアの国々では,大気環境が年々悪化し,今後様々な疾患の増加が懸念される。大気汚染物質の曝露量や発生源などの環境要因を解明することは,健康影響のリスク評価に重要である。そこで尿中に排泄される汚染物質由来の生体指標(バイオマーカー)を開発し,大気汚染の特徴の異なるアジア地域の住民を対象に曝露量や発生源について解析してバイオマーカーの有用性を評価した。タイ山間部の農村における被験者集団の多環芳香族炭化水素類への高濃度曝露がバイオマーカーの測定により明確になり,家屋内での調理による木材燃焼煙への曝露が原因であることが判明したことから,確立したバイオマーカーの有用性が証明された。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 13件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (24件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Polycyclic Aromatic Compounds
巻: 印刷中 号: 5 ページ: 0-8
10.1080/10406638.2014.903284
Chemosphere
巻: 111 ページ: 40-46
10.1016/j.chemosphere.2014.03.072
Aerosol and Air Quality Research
巻: 14 (4) 号: 4 ページ: 1247-1257
10.4209/aaqr.2013.05.0161
Genes and Environment
巻: 36 号: 3 ページ: 152-159
10.3123/jemsge.2014.016
130004943665
巻: 印刷中
分析化学
巻: 63 号: 1 ページ: 23-29
10.2116/bunsekikagaku.63.23
130003391209
産業医大誌
巻: 35 号: 1 ページ: 17-24
10.7888/juoeh.35.17
110009593197
巻: 62 号: 4 ページ: 267-273
10.2116/bunsekikagaku.62.267
10031151799
Envion. Pollutiton
巻: 183(1) ページ: 175-183
10.1016/j.envpol.2013.01.003
J. Expo Sci. Environ. Epidemiol
巻: 23(2) 号: 2 ページ: 170-175
10.1038/jes.2012.40
Polycycl. Aromat. Comp
巻: 32(2) 号: 2 ページ: 296-312
10.1080/10406638.2012.679015
J. Chromatogr. B
巻: 893 - 894 ページ: 173-176
10.1016/j.jchromb.2012.02.043
http://www.p.kanazawa-u.ac.jp/~eisei/j_home_framepage.html