研究課題/領域番号 |
23406006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
所 正治 金沢大学, 医学系, 講師 (30338024)
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研究分担者 |
吉川 尚男 奈良女子大学, 自然科学系, 准教授 (50191557)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2013年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 分子分類 / 腸管寄生原虫 / インドネシア / 種内多型 / 遺伝子型 / 分子疫学 / 人獣共通感染症 / 国際研究者交流 / 遺伝子型解析 / GIS / 分泌型抗体 / 尿中抗体 / ブラストシスチス / ジアルジア / アメーバ / トリコモナス |
研究成果の概要 |
インドネシアにおける網羅的な原虫同定に分子分類を活用し、宿主特性との相関解析によって分子疫学的研究を実施した。成果は以下の通り。(1)アメーボゾア、フォルニカータ、パラバサリア、ストラメノパイルの調査地域における高度まん延を確認した。(2)学童の寄生原虫の感染率と年齢および性別との相関の可能性が種々の原虫について示唆された。(3)学年が進むにつれて低下するジアルジアの感染率は、主に遺伝子型Aの感染率の低下によって起こる。(4)腸トリコモナスは、特定株の人獣共通感染症として同地域にまん延している。網羅的なアプローチでの分子疫学は、途上国における寄生原虫のまん延実態の解明に極めて有用と考えられた。
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